アートメーターは、「『絵を描いた!』『それが欲しい!』を繋げます。cm2(面積)で価格が決まる絵のお店」のコピーで有名な絵画売買サイト。
私は6年も前から絵の販売でお世話になっていますが、最近は賑わいが少ないように思うのです。
サイトのトップに「今までの販売総面積」(㎠)が表示されています。たまたま過去の画面イメージがパソコンに残っていたので、そこにあった数字を元に売上高を推計してみました。結果は…。
- 2016年東急ハンズが運営していたときの年間売上高は、ざっくり3000万円。
- 運営がthisisに替わって近年の年間売上高はざっくり1500万円。
なお、売上高の半分は画家報酬として支払われますから、残りがサーバー代や梱包発送の経費と運営会社儲けとなるはずです。なお、数値は、あくまでも勘ビュータを駆使してのいいかげんなものとご了解ください(フェルミ推定)。
このように売上高は往時の半分になっているようです。さらに東急ハンズの前にカヤックが運営していたときの売り上げはもっとあったかもしれませんね。売上減少の原因は、当然、ライバル会社の台頭によるものでしょう。
しかし、ライバル会社と言っても、たとえばEtsy(米国)の売上高が800億円だったり、メルカリ(日本)が350億円だったりしますから、なかなか厳しい状況があるわけです。
そうであっても、アートメーターは絵画販売のマーケットの中で強靭なブランドを確立していますから、これからも画家と買い手の間を繋ぐ役割を担い続けてくれるものと思います。