2016/04/21

お気に入り画家:落田洋子

落田洋子
人物や静物、風景が実に細密に、しかし、自由にノビノビと描かれています。「何でも好きなものを好きなように描いたらいいんだ」という事をこの画家から学んだように思います。

絵の中には、静逸でなぜか懐かしい世界が広がっています。見ていて飽きません。最近では村上春樹さんの著作の表紙にも使われています。

私が一番影響を受けた画家のひとりではあるのですが、こんな思い出も⋯

2016/04/16

The Beatles - A Hard Days Night


先日、1964年制作の映画 「A Hard Day's Night」 (旧邦題「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」) をTSUTAYAの宅配レンタルで観ました。懐かしいというより、輝いている若さが眩しくて、涙なしには観れなかったです。

ビートルズの人気は凄かったですね。当時私は中学生。女子と上の世代がキャーキャーやっているのを、ちょっと醒めた目で見ていました。今思えば一緒に熱くなっていればよかったと思います。

1962年 「Love Me Do」で英国デビュー
1966年 日本来日
1980年 ジョン・レノン死亡
2001年 ジョージ・ハリスン死亡

予告編 (1:39)


2016/04/14

お気に入り画家:ヘンリー・ダーガー

ヘンリー・ダーガー
ヘンリー・ダーガー(1892~1973)は、米国の「アウトサイダー・アート」を代表するひとり。81歳でなくなる死の直前まで、誰も知られずに作品を描いていたことが、残された荷物を整理した大家さんによって発見されました。

まったく人付き合いすることがなくなかった彼は、ひとり自室で、少女を主人公にした夥しい数の絵を描いていたのです。世界最長と言われる自筆の長編小説の挿絵として描いていたと言われています。

発表する気などなくて、ただただ自分の物語の中に遊ぶのを楽しむためだけに描いていたのだと思います。誰にもでもあった子供時代の遊び方をそのまま半世紀以上も続けていたのでしょうか。

どの絵も、可愛くて美しいですが、彼の人生と重ね合わせて考えると、ちょっと怖いかも。私は「人間の存在理由」を問いかけられているようにも感じます。
→ Wikipedia ヘンリー・ダーガー


2016/04/08

お気に入り画家:パウル・クレー

パウル・クレー「ニーセン山」
パウル・クレーの絵は綺麗な色で幻想的に、ときに可愛らしく、ユーモラスに、軽やかな印象。

そういう表面的な印象から、「これぐらい自分だって描けるだろう」と思っていました。小中学生が使うのと同じ水彩絵具だし。

それがとんでもない身の程知らずだと分かるようになりました。私も成長したかしら。