2016/09/21

使用感想:ゴールデン・オーブン・アクリリックス

Golden Open Acrylics
米国Golden社のアクリル絵具 Golden Open Acrylics とは、通常のアクリル絵具よりも乾燥時間を長くしたアクリル絵具。商品名にある「Open」は乾燥時間が長いという意味です。

アクリル絵具は極めて短時間に乾燥するのが大きな特長ですが、「乾くのがもっと遅ければなぁ」と思う事もあります。乾燥時間が長ければ、油彩絵具のように次のような事ができるのではと思って購入したのが7年前でした。
  • 画面の上で色を混ぜ合わせる
  • パレットの上にチューブから出した絵具を並べておく
  • 作った色を後から使う


2016/09/16

臭いのを我慢しないで油彩画を楽しむには

油彩画を描きたいけど「臭いから嫌」という方もいらっしゃいます。確かに頭が痛くなるほど臭い。でも、臭いのを我慢しないで楽しむ方法はあります。

あの強烈な匂は、絵具を薄めるための溶き油に含まれる成分のせいです。チューブから出した絵具自体は、鼻を近づければほのかに香る程度。しかも、嫌な臭いではありません。つまり、臭い油さえ使わなければいいのです。使わずとも油彩画は描けます。

2016/09/11

iPad 2でProcreateを使うとはこんな感じ

絵の下絵作りにiPadを活用している事をお話ししました。


私のは5年まえに発売されたiPad 2ですから、何を動かすにも「どっこいしょ」とばかりに一呼吸あってから画面が変わります。そんな古いマシンでProcreateを走らせるとどうなるか、興味がある方への情報です。

2016/09/09

私のアトリエ

お絵描きにはダイニング・テーブルを使っています。ですから、食事のたびにすべての道具を片づけなくてはなりません。邪魔臭いですが、仕方ないですね。

道具をしまうのは、壊れた冷蔵庫の中。冷蔵庫は物を収納するのにたいへん具合が良いですよ。扉の開閉がすこぶる良いし、たくさん棚があるし。

2016/09/07

アクリル絵具と油彩絵具を混ぜ合わせる実験

紙に塗った結果
水と油ですから、絶対に混ぜ合わせようとは思わないアクリル絵具油彩絵具を混ぜ合わせてみました。なお、普通の油彩絵具は持っていないので、水溶性油彩絵具(ホルベインDUO)での実験になります。

2016/09/06

お絵描き入門:オイルパステルの秘技


オイルパステル抽象画。面白いですよ。

オイルパステルを紙に塗った後そのままに筆致を残すのもいいですが、指でオイルパステルの上を擦って周辺の他の色と混ぜ合わせると得も言われぬトーンが生まれます。ソフトパステルの技と同じですね。油彩画ばりの力強い色面が美しいです。

ここで、さらにオイルパステルの魅力を増す私が見つけた秘技を紹介します。
オイルパステルを塗った後、ドライヤーの熱風を当ててオイルに含まれている油分を飛ばしてしまう。
こうすると、表面のべたつきがなくなって少々物に触れても汚れる事がなくなります。さらに、オイルパステルの表面が絵具をはじかなくなるから、なんと、アクリル絵具を上から塗る事ができるように。アクリル絵具とのミックス・メディアが自由自在!

油彩絵具も併用可能ですが、絵具に含まれる油がオイルパステルを溶かすので、これが災いとなるか福となるかですね。

2016/09/04

iPadでのお絵描きはProcreateで決まり

私が下絵作成に使っているiPadアプリProcreate。タブレットで動くお絵描きソフトとしては最強ではないかと思います。

最強といっても、多数の機能がメニューに羅列されているパソコンのお絵描きソフトのようなシステム然とした物とは違って、しっくり手になじむ道具といった佇まいです。

筆やスプレーで描く機能に特化していて、まさに、絵を描く道具。反面、イメージを処理する機能は手薄で、時にファイルをパソコンに送ってそちらで処理したり⋯。

2016/09/03

iPadはもはやなくてはならぬ画材

タブレットやパソコンを使って絵を描く方はたくさんいらっしゃるようですね。

私は、アクリル絵具や油彩絵具で描く絵の下絵作りにiPadを活用しています。ほとんど完成品と同じレベルの形や色をともなった下絵を作ってから、本番に取り掛かります。

絵筆を持ったままの長考が著しいタチで、ああでもないこうでもないと絵具を塗り直し始めたら時間のかかる事、手間のかかる事。楽しいはずのお絵描きが苦行に⋯。

これではいかんと、下絵をiPadで作るようにしたら大正解。iPadであればトコトン練り上げた色付きの完璧な下絵が作れます。この下絵を見ながら絵具で描く作業は、行きつ戻りが少なくなったので、ルンルンです。お絵描きがさらに楽しくなりました。