フィンセント・ファン・ゴッホ |
当初、精神を病んだ人気だけが先行する独学の画家だとのイメージを持っていました。アウトサイダーに近縁の画家ではないかなどと。しかし、オーディオガイド(日本語)を聞きながら観覧していくうちに、しっかりと技術をマスターした後、自分の絵を模索し、ついにその目標を達成した偉大な画家であると分かりました。
そのオーディオガイドが秀逸。ヘッドフォンを付けたタブレット端末なのですが番号で対象の絵を選択するために用いるだけでなく、要所で表示される動画やイラストを見るためにも用います。コンテンツも的確で面白い。かくして、出口に近づくと、画家に対して上のような思いを抱くようになるという仕掛けです。
「見た目で鑑賞」という主義でしたが、見るべき所を指摘してもらうことでさらに深く味わえるものだと改めて認識しました。
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