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Ai Yusuke |
筆が進む前方数ミリ先を見るこれだけ。これではみ出しません。
普通は穂先、つまり、今まさに絵具が塗られるポイント、または、その少し後、つまり塗り終わった筆跡を見つめています。これがいけません。「過去」を見ているのがダメなのです。「ああ、はみ出しちゃった」と後悔の念を心の中で渦巻かせながら塗っている。
そうではなく、これから筆先が進むちょっと先を見ます。そうすれば、筆をコントロールできるということです。はみ出さないように手を動かして調整するのだから、はみ出しようがありません。
なんでこんな簡単なことを知らなかったのかと思います(常識?)。
追記 実践を重ねると、手で調整するのを意識せずともじっと進むべき方向を見つめているだけで上手くいくと分かりました。スポーツでも、視線の方向に球が飛んで行くとか体が進んで行くとかといった体験がありますものね。
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