2016/04/21

お気に入り画家:落田洋子

落田洋子
人物や静物、風景が実に細密に、しかし、自由にノビノビと描かれています。「何でも好きなものを好きなように描いたらいいんだ」という事をこの画家から学んだように思います。

絵の中には、静逸でなぜか懐かしい世界が広がっています。見ていて飽きません。最近では村上春樹さんの著作の表紙にも使われています。

私が一番影響を受けた画家のひとりではあるのですが、こんな思い出も⋯

画集を購入してしばらくした後、とある駅ビルを歩いていると「落田洋子作品展示即売会」をやっていたのです。中に飛び込んで見入りました。肌理の細かい絵肌がことのほか美しかったです。 

欲しいと思いました。価格は当時の給料の何か月分。無理すればどうにもならない事でもない。しかし、頭の中で声が聞えたのです。自分で描けばいいじゃん。自分で描いた絵を部屋に飾ればいいじゃん。

それを契機に私の「お絵描き」が始まりました。それは良かったのですが、「あの時無理してでも買っておけば良かったのに」と今になって悔やみます。毎日眺めて暮らしたい絵でありました。

画家は毎年1回個展を開かれているようです。村上春樹さんが毎回多数の作品を買い付けされるとか。
Google画像検索 「落田洋子

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

初めまして。落田洋子の検索していたら当ブログに行き当たった者です。
落田さんに付いてですが、11月6日~16日まで銀座の“77ギャラリー”という所で個展を開催されます。
その場で作品を購入する事も勿論出来るのですが、購入希望の方に作品が出来た早々からご連絡が行くので、毎回個展の開催時にはほぼ予約済という状況です。
しかしながら予約の無い作品もあります。
ギャラリーのHPに作品が掲載されていますので、一度ご覧になられたら如何でしょう?
落田さんはこのギャラリーを定席にしていて、大体二年に一度の割合で個展を開催されています。が、ここの所私的に多忙であられたようで、前回から少し間が空いています。
ちなみに作品の価格ですが、3号サイズで32万 6号で59万だったと思います。(税抜き)
もし今回の個展で気に入った作品が購入出来なくても、ギャラリーに次回の個展前に作品が出来次第連絡して欲しいと連絡して置けば、展覧会前に連絡を頂けます。

落田さんもお年のせいか以前より細かいタッチが少なくなった様に思えます。
ご購入をご希望であれば、早めのご購入をお勧めいたします。

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