2016/05/01

作品番号に隠された真実

A241 | Ai Yusuke | 15cmX15cm | Acrylic | 2015-03
作品番号は、2011年A001からを付け始めました。最新作がA299ですから、5年間でそれだけの枚数を描いたというわけです。

当時は「売れるぐらいの絵が描けるようになりたい」と思っていて、「100枚描けば何かわかるだろう」と考えたのが作品番号をきっちり付けるようになった動機です。しかし、A100が完成しても「何だかな~」。仕方なく「も一丁」と100枚上積み。そしてA200に差し掛かった頃、「何とかなるかなぁ」と思えるようになりました。

2014年、誰にも見せていない絵を恐る恐るGoogle+で公開したみたら、結構好評。「世界には自分以外にこういう絵を好む人がいるのだ」と実感できたのが大きかったです。自分の中の緊張感みたいなものがフッと消えたように思いました。

そして、昨年2015年アートメーターに出展したところ、目出度くお買い上げいただけました。最初に売れたのは、A241(写真)。嬉しかったです。その後も次々と⋯。

4年目に目標達成ということなのですが、筋トレでもあるまいし、100枚、200枚と描くというような行為に意味があったのかどうか⋯。

ちなみに、デジタル作品のP001~P227や、紀元前(作品番号を付けていない時代)の作品をも合わせれば、これまでに700枚ぐらい描いたと思います。ちょっと考えさせられる事態ですね。

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