2018/01/12

「つけペン」はアクリル画と相性バッチリ

つけペンとは、金属製のペン先にインクをつけながら書く(描く)ペンのこと。昔は日常的に文字を書くのに使われていましたが、現代ではコミックを描く道具となったようです。カリグラフ(レタリング)の道具でもあるのですが。

アクリル画で細い線を描くのに水性顔料マーカー(たとえばポスカ)は具合がいいのですが、つけペンなら好きなように混色した色を使えると思い試し始めました。ノウハウを紹介してみます。

インク

染料系の透明水性カラーインクはすぐに退色してしまうので、掲示を前提にした絵画には使えません。

ホルベイン・アクリリック・インク」は最適です。粘度良好、耐光性良好。混色して、あるいはそのまま、ペン先につけます。難点は、つけペンで使うだけなら使いきれそうにない巨大な100ml入りボトル(850円)しか販売されていないので、購入をためらうこと。

実は、改めて何を買う必要もなくて、普通のアクリル絵具(ヘビー・ボディー)を水で薄めれば描けちゃうのです。ちょっと水を多めにしてシャブシャブにすればOK。混色も自由にどうぞ。

ペン先(ニブ)

ペン軸に差し込むペン先(ニブ)ですが、画材店のコミック・コーナーにある「Gペン」でも幅1mm前後の細い線なら問題なく描けます。

しかし、自由に線が描けないという不満が。上方・左方に動かすとペン先が紙面に引っかかるので、下方・右方への一方通行を繰り返すしかありません。丸すら一筆で描けないということです。

そこで、もっと太い線を描きたいという欲求と共に一挙解決を狙い、「もっと良いペン先調達プロジェクト」を始動しました。結果は、後日。

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