2017/12/29

絵は何のために描くのかーニコラス・ウィルトンの答え

ニコラス・ウィルトン(Nicholas Wilton)は、米国の人気抽象画家です。素敵な絵を描くこの画家は教育にも熱心で、彼のブログには実践的な技法と示唆に富んだアドバイスが数多く載っています。私はそこから多くを学ばせてもらいました。

「絵は何のために描くのか」について明快で的確な答えがインスタグラムに投稿されていましたので、訳してみました。
あなたの絵は、自分らしさ(authenticity)を目に見える形で表現したものです。自分の中にあるものに耳を傾けてそれを外の世界に示すというのは、だれにでもできることではなくて、ものすごく勇気がいりますが、あなたにはその勇気があるのです。絵を描く事はあなた自身を生き生きとさせるだけでなく、他の人にも同じ効果をもたらします。これこそが、あなたの絵をみんなが欲しがる理由だし、時にはお金を出して買ってもくれるということです。自分らしさを表現した(authentic)作品であば、自分が生きているんだということをみんなに思い出させてもくれます。つまり、あなたの作品は世界に向けた贈り物であって、あなたはその作品を作り出すことができるただ一人の人間なのです。それは、人生においてただただ神から与えられたひとつのチャンスにすぎないのですが。

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