2017/03/04

抽象画の良し悪しを見極める方法

買う作品を探している人に向けたアドバイスとして「抽象画の良し悪しを見極める方法」という記事(英文)を見つけました。うまくまとまっていると思ったので紹介します。次の6つのポイントをチェックすればよいそうです。
  • 一貫性
  • 色彩
  • テクスチャー
  • 意味
  • 複雑さ
  • 心地よさ
どれも常識的ですが、おやっと思ったのが「一貫性」。画家の経歴の中で作品に一貫性があることが必要だそうです。てんでバラバラのタイプの絵を描いている画家はまだ発展途上にあってプロフェッショナルではない、つまり、そういう画家の作品はダメとのこと。作品が良ければそれでいいのでは、とも思いますが、買う方にとっては人物も大切ですものね。

また、一つの作品の中に一貫性があることも必要だとか。たとえば、画面全体が計画された正確なストロークで埋められているべきだそうです。複数のスタイルが混在する絵があっても良いように思いますが、ここで言いたいのは、絵の中に迷いが見て取れるようではプロフェッショナルではないということでしょう。

ということで自分自身を振り返ると、描く絵ごとにスタイル変わるし、さんざん迷いますから、一貫性ありません。それでもよしとしましょう。「発展途上」万歳。


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