A644 Ai Yusuke |
なぜこうなるかと言えば、人間の頭脳には一枚の絵のイメージを保持してあれやこれや空でイメージ処理する能力がないからでしょう。将棋であれば、頭の中で試行錯誤ができるそうですけどね。
それなら仕方がありません。ならば、iPad上で試行錯誤すればクールではないかと考えました。
それが、Computer Aided Painting (CAP)。商標登録出願済み(嘘です)。次のような手順でやっています。
- ある程度進んだところで、ボード上の絵をiPadで撮影します。
- ペインティング・アプリ(Procreate)で、描いたり消したり、アイデアを試行錯誤します。
- iPad上のアイデアを参考にしてボード上の絵を描き進めます。
再び迷いが出てきたりしたら、再び上記手順での試行錯誤を行います。1枚の作品でこの手順を10回以上繰り返すことがあります。
この方法は、時間と労力(と絵具)を削減するのに役立ちます。さらに、iPad上でならより大胆に推敲ができるというメリットもあります。ただし、iPadの画面で考えるのと、ボードで考えるのとの違い、また、Apple Pencilと筆/絵具の手触りの違いが、アイデアの出方に影響するようです。でも、いずれ一方が優れているとは言えません。
追記
全部iPadで描いちゃったらどうよ:いいと思うよ。あのデイビッド・ホックニーがiPadで描いた素晴らしい作品を発表しているのを真似して私もやってみたい。しかし、筆と絵具の手触り感は捨てがたいですから。
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