2016/12/13

アクリルガッシュも良いもんだ

アクリルガッシュ
アクリルガッシュは、水溶性でありながら乾くと不溶性になる点でアクリル絵具と同じ仲間の絵具。異なるのは、乾くと表面が艶消し(マット)になる事。

不透明度が高いため下の色を隠す力が強く、さらに、艶消しなるがゆえ筆跡が目立ちにくいので色面が均一に見えます。

という事では、グラフィック・デザイン専用とか、抽象画に使うとしてもモンドリアン様式くらいとかと思ってしまうのですが、結構「普通の」絵も描けます。
不透明度が高いといっても、普通に塗ったら下の色は透けて見えます。その透け具合が絶妙。塗りムラなんかも、ボケ味が利いて良い感じ。

ということで、アクリルガッシュを使ってみるのですが、混色するとすぐに色が濁ってしまうのが困ります。不透明度を高めるための組成からそのようになるようです。基本、チューブから出したまま塗るとか、白色を混ぜるに留めるとか、特別な工夫がいりそうです。

私には、やはり使い慣れたアクリル絵具が一番。

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